コリスチンの備忘録

医学部受験〜医師国家試験対策〜研修医生活

医師国家試験合格までの流れ③(直前期)

いよいよ直前期の話。
うわ〜国試近付いてきたなってメンタル面が1番揺さぶられる時期なのかもしれません。

そんなメンタルが揺さぶられる時期に(各予備校、皆さんの不安につけこんで)色んな直前期講座を出していきます。
どの直前期講座を選ぶのが正解なのか悩むと思います(僕も悩みました)
というわけでとった講座の各社レビューを書いていきたいと思います。(悩んでとりまくりました)

※以下はあくまで私見です


・MEC

①サマライズ
とってる人はサマライザーと呼ばれたり呼ばれなかったり。小児科と産婦人科以外の科がサマライズされてます。

欠点
映像のコマ数がとても多いこと

内容がそれ本当に出るの?って部分があること

利点
KSRによる病態生理のわかりやすさ

大多数の国試受験生がとってるという安心感があること(これが1番大きい気がする

②Dr.KSRの必修予想講座
今年ここから1問でた覚えがある!
まわりがとってる人多いならとるべき!
でもこれも出ないでしょ系のものが多いから本当に余裕のない人はとらなくてもいいかも!

③Dr.KSRの直前予想講座
簡単に言うとサマライズの要点をまとめたような講座!
サマライズとらずに別の講座とってるような人はこれを取るのはいいかもしれませんね。

④LAST MESSAGE
通称ラスメ。
直前期の勉強に張り詰めたときにいい息抜きになると思います。他大学の同級生とかとも会えて楽しいと思います。
人気アーティストのライブのような授業です。
授業後はKSRと握手とハグできます笑
とってる人がほとんどなのでとるべき!


・TECOM

①TARGET
三苫先生による全科の基本問題のまとめ講義

欠点
難易度の高い問題に対する知識はあまり養えない。

利点
113回国試に関して言えば標準的な問題が多かったので映像講座としては当たりであったこと

みんなが解ける問題が解けるようになること

②SHIKETAI
必修、禁忌対策や画像問題の対策などが載ってる。
個人的には一般問題の選択肢を集めてつくられた確認テストのところが良かった。
一般臨床問題の点数が伸び悩んでる人にはおすすめかも。


・medu4

①国試究極MAP
直近3年分の国試をコンパクトにまとめた映像講座。
誰かが回数別を頭のいい人がまとめて話してくれてる感じって表現してました。

欠点
欠点というか映像講座の特徴として問題演習がないこと

利点
1日1コマずつ配信されるので復習の負担が少ないこと

直前期に国試に必要な知識を網羅的にまとめてくれていること


medu4を普段から見てる人は必須って感じです。
回数別しっかりやって自分のノートできてる人は見なくても大丈夫だと思います。

この講座は5年生の人が見るといいなって思いました。


・Q assist

①必修・禁忌講座
必修で出そうな座学ではあまり見慣れない手技の予想問題や代表的な禁忌100選も出てます。
映像のコマ数も6コマという少なさで必修と禁忌がコンパクトにまとまっててとてもよかったです。
お金を払ってでもとる価値あるなって思った映像講座です。

②直前 assist
国試の新規出題範囲に合わせた講義内容となってます。
実際この映像講座の内容から出ました!
コマ数も直前期にありがたい3コマでした。
メディックメディア模試の特典として受講できたのですが受講希望殺到で急遽映像の売り出しがはじまるくらい人気でした。おすすめです。


・最後に
こんな感じで直前期は映像見ては復習して
自分のノートの見返しと演習の日々でした。
必修と公衆衛生に関しては1日30問とドリル感覚で解いてました。

今思うとどの会社の講座をとっても自分のやると決めたことがブレなければ大丈夫だと思います。
同じ大学のまわりのみんなと同じ映像講座をとってれば安心です。他大学の知り合いが「この映像講座めっちゃいいわ〜」って言ってても流されずに自分のやると決めたことを貫いてください。

次回は国試1週間前から国試当日までを!